在籍メンバー
斎藤 慧助教
東京大学総合文化研究科の豊島陽子研究室でモータータンパク質ダイニンや関連タンパク質の構造についての研究を行い、2021年3月学位取得。2021年4月より現職。これまで主に対象としてきたタンパク質は、クラミドモナスの鞭毛内で働くダイニン(外腕ダイニン)と細胞質で働くダイニンの活性を制御するダイナクチン。ダイニンとダイナクチンはいずれも巨大かつ複雑なタンパク質複合体で、サブユニットやドメインを標識して電子顕微鏡観察することでそれらの分子構築や構造変化を明らかにした。関心は、生体分子同士がどのように相互作用して生体機能を担う機械/システムをつくっているか。島本研究室では紡錘体などのよりスケールが大きく「ゆるい」タンパク質集積体の構築原理やダイナミクスについて研究していきたい。 |
准教授
早稲田大学理工学部物理学科の石渡信一研究室で骨格筋・心筋の力発生機構に関する研究を行い、2007年に学位を取得。その後米国ロックフェラー大学に渡り、Tarun Kapoor教授のもとで細胞分裂の研究に没頭。アフリカツメガエルをモデルに生物物理の力計測、蛍光イメージング、細胞生物学の分子操作ツール、材料工学のレオロジー解析手法を組み合わせ、染色体分配装置である紡錘体の粘弾性的性質を初めて明らかにする。また、精製タンパク質を使って”小さな紡錘体”をin vitro再構成し、有糸分裂を制御する分子モーターキネシン5が微小管上で協同的に力発生する様子を計測することに成功。これらの研究をもとに、2014年に国立遺伝学研究所・新分野創造センターで研究室を開く。これまで進めてきた紡錘体の力学特性の全容解明に加えて、核や小胞体など細胞内に形成される多様なオルガネラが持つ物性とその生理機能に興味を持って研究中。 |
過去のメンバー
Our buddies
石渡信一(早稲田大学)
前多裕介(九州大学)
Tarun Kapoor (Rockefeller University)
Kuo-Chiang Hsia(Academia Sinica、台湾)
木村暁(遺伝研)
前島一博(遺伝研)
宮本圭(近畿大学)
伊川正人(大阪大学)
Jeff Ti(University of Hong Kong、香港)
畠星治(東京大学)
岩城光宏(理研)
Radhika Subramanian (Harvard University/MGH)
宮﨑牧人(理研)
後藤聡(立教大学)
Aussie Suzuki (University of Wisconsin-Madison)
田村謙太郎(静岡県立大学)
川島茂裕(東京大学)
前多裕介(九州大学)
Tarun Kapoor (Rockefeller University)
Kuo-Chiang Hsia(Academia Sinica、台湾)
木村暁(遺伝研)
前島一博(遺伝研)
宮本圭(近畿大学)
伊川正人(大阪大学)
Jeff Ti(University of Hong Kong、香港)
畠星治(東京大学)
岩城光宏(理研)
Radhika Subramanian (Harvard University/MGH)
宮﨑牧人(理研)
後藤聡(立教大学)
Aussie Suzuki (University of Wisconsin-Madison)
田村謙太郎(静岡県立大学)
川島茂裕(東京大学)