国立遺伝学研究所 物理細胞生物学研究室のウェブサイトへようこそ!
私たちは、初期胚で起こる核・細胞骨格の時空間ダイナミクスの解析から個体発生のメカニズムを明らかにすることを目指して研究しています。 🔽 研究室紹介パンフレット
|
NEWS (last update: Dec 5, 2024)
12/04/24 ツメガエル卵抽出液に関するMethod論文がMethods in Molecular Biologyの本に掲載発表されました(Tanaka et al., Methods Mol Biol 2025)。 10/14/24 紡錘体形成因子HURPについての研究がNature Communications誌に発表されました(Saju et al., Nat Commun 2024)。台湾中央研究院のKuo-Chiang Hsia博士らとの共同研究で、HURPがチューブリンに結合して微小管重合を制御するメカニズムを構造・生化学・生物物理学的に明らかにしました。 10/4/24 島本准教授が内藤コンファレンスにて招待講演を行いました。 The 52nd Naito Conference: Frontiers of Physical and Mechanical Biology https://confit.atlas.jp/guide/event/naito52/top?lang=ja 10/1/24 Amrutaさんの紡錘体に関するレビュー論文が出版されました。Congrats! https://link.springer.com/article/10.1007/s12551-024-01236-z 10/1/24 Amrutaさんが総研大の大学院生としてラボメンバーに加わりました。Welcome! 6/8/24 島本准教授がEMBOミーティングにて招待講演を行いました。 EMBO|EMBL symposium Microtubules: from atoms to complex systems https://www.embl.org/about/info/course-and-conference-office/events/ees24-07/ 微小管をテーマにしたとても熱気のある学会で、国外の細胞骨格研究の勢いを改めて感じました。 4/1/24 田中彬寛君が学振PDに採択され、研究を開始しました! 1/24/24 後藤聡研究室(立教大・理学部)との共同研究の成果がJournal of Cell Biology誌に発表されました(Yamamoto-Hino et al., J Cell Biol, 2024)。ハエ幼虫をモデルとした核の組織化についての研究で、私達の研究室では独自のオルガネラ物性計測技術を使ってPIG-Bと呼ばれる糖脂質修飾タンパク質がラミンを均一に組織化することで核の硬さを維持していることを示しました。 11/14/23 島本准教授が、第61回日本生物物理学会(名古屋)にて『界面における細胞骨格のダイナミクス』と題したシンポジウムを開催しました。質疑も活発で大変に熱気のある会となりました。共同オーガナイザーの宮崎牧人さん、招待演者の青木佳南さん、田村健太郎さん、山本昌平さん、吉田大和さん、お越し下さった皆さま方、ありがとうございました。 田中真仁君が同年会でマウス初期胚核について研究発表を行いました。 11/13/23 小田祥久研究室(名大・理学部)との共同研究の成果がNature Communications誌に発表されました(Sasaki et al., Nat Commun, 2023)。植物の道管形成についての研究で、私達の研究室ではインビトロ再構成技術を使ってMAP70と呼ばれる微小管結合因子の生物物理学特性(微小管の曲げ剛性や束化の制御能)を明らかにしました。 プレスリリース記事はこちら↓ https://www.nig.ac.jp/nig/ja/2023/11/research-highlights_ja/pr20231113.html 11/1/23 田中彬寛君が遺伝研のフェローシップを獲得し、遺伝研ポスドクとして研究を開始しました! 10/31/23 島本准教授が第96回日本生理学会(福岡)にてマウス初期胚核についての招待講演を行いました。オーガナイザーの上川さん、和田さん、貴重な機会をありがとうございました。 7/27-28/23 第2回細胞分裂研究会(代表:畠星治さん・東大)を遺伝研にて開催しました。 https://www.nig.ac.jp/nig/ja/research/nig-meetings?id=1486 7/25/23 遺伝研のインターンシッププログラム(NIGINTERN2023)でLam Nguyen君がベトナムから来日し、斎藤助教と共に分裂期キネシンに関する研究を進めてくれました。6週間の大変実りあるプログラムとなりました。 4/1/23 田中彬寛君がラボメンバーに加わりました。ようこそ! 4/1/23 田中真仁君が学振PDとして研究を開始しました! 3/15/23 島本准教授が日本生理学会第100回記念大会(京都)にて招待講演を行いました(「核膜研究の最前線」;オーガナイザー:林由起子先生、今泉和則先生)。興味深い演題が盛りだくさんで大変エキサイティングなセッションでした。貴重な機会をいただきありがとうございました。 1/19/23 島本准教授がGenome Stability Meeting (University of Sussex)にて講演を行いました。 1/6/23 斎藤慧君が生体運動研究合同班会議にて研究発表を行いました。 12/4/2022 島本准教授がアメリカ細胞生物学会(ASCB/EMBO Cell Bio meeting, Washington D.C.)にて招待講演を行いました。 12/1/2022 田中真仁君が第45回日本分子生物学会(幕張)にて研究発表を行いました。 11/30/2022 島本准教授が第45回日本分子生物学会(幕張)にて講演を行いました。また同年会にて細胞骨格・核骨格ダイナミクスに関するワークショップを開催しました。 10/25/2022 染色体分配装置である紡錘体の形成メカニズムに関する研究成果を論文発表しました(Fukuyama et al., PNAS, 2022)。高解像の蛍光タイムラプス顕微鏡、形態の自動抽出法、機械学習等を駆使して核膜崩壊後に始まる紡錘体の組織化ダイナミクスを追跡し、正確な染色体分配に必須の紡錘体の二極性構造と、それが失敗して多極化した構造が出来上がる過程にそれぞれ法則性があることを発見しました。また、紡錘体がメモリーフォームのような形状記憶材質を持つことで出来上がった構造のかたちが固定化されることも明らかになりました。 ・Kudos Article "Memory form-like material property of the cell division machine" ・プレスリリース記事 10/1/2022 田中真仁君が学振PDに採用内定されました!おめでとう!! 9/28/2022 島本准教授が日本生物物理学会函館年会でシンポジウムを開催しました(「分子集団、細胞集団が織りなす自律特性:生命機能の理解を目指して」;東京大学・茅元司さんとの共同オーガナイズ)。参加頂いた方々ありがとうございます。 7/28/2022 遺伝研で「細胞分裂研究会」を開催しました。 7/10/2022 島本准教授がWorld Congress of Biomechanics(台湾&Zoom)にて招待講演を行いました。 8/25/2021 大阪大学の伊川さん、森さんらとの共同研究の成果が、Journal of Cell Biology誌に発表されました(Mori et al., J Cell Biol 2021)。マウスの受精時に雄雌の染色体が混ざるのを防ぐメカニズムに関する大変興味深い発見です。私たちの研究室は、透明帯と呼ばれる卵子を包む殻がそのメカニズムに寄与しているかを蛍光イメージングとマイクロマニピュレーションを使って調べました。 6/16/2021 島本准教授が、生体医工学会第60回年会にて招待講演を行いました(Zoom開催)。 4/1/2021 斎藤慧さんが研究室のメンバーに加わりました。ようこそ! 11/30/2020 九州大学・前多裕介研究室と共同で進めていた紡錘体の自己組織化メカニズムに関する研究を、プレプリントとして発表しました(Yan et al., arXiv 2020)。代謝活性の保たれたツメガエル卵の細胞質エクストラクト内で数百の紡錘体を一斉に自己組織形成させ、その時空間動態を蛍光顕微鏡と機械学習を使って高出力で解析しました。これにより、紡錘体がなぜ多極化せず正しい構造へ安定に成長することができるのか、そのしくみの一端を明らかにしました。 11/2/2020 島本准教授が、日本分子生物学会にて招待講演を行いました(Zoom開催)。 9/18/2020 島本准教授が、日本生物物理学会年会にて招待講演を行いました(Zoom開催)。 9/20/2020 島本准教授が、第50回内藤カンファレンスにて招待講演を行います(COVID-19のためキャンセルとなってしまいました)。 6/11/2020 島本准教授が、日本細胞生物学会にて招待講演を行います(COVID-19のためキャンセルとなってしまいました)。 12/22/2019 島本准教授が、第37回染色体ワークショップにて研究発表を行いました。 12/7/2019 島本准教授が、アメリカ細胞生物学会(ASCB)にて招待講演を行いました。 12/3/2019 白土研究員が、日本分子生物学会で研究発表を行いました。 11/21/2019 島本准教授が、科研費・新学術領域研究「全能性プログラム:デコーディングからデザインへ」のキックオフシンポジウムで研究発表を行いました。 10/1/2021 田中真仁さんが研究室のメンバーに加わりました。ようこそ! 9/27/2019 島本准教授が、静岡大学理学部創造理学コースの新入生を対象に講義と研究室見学を行いました。 9/18/2019 第92回日本生化学大会にて、北川大樹教授(東大)との共同シンポジウム「多様な生命現象を司る微小管−中心体システム」を開催しました。 7/1/2019 島本准教授のテニュア獲得に伴い、研究室が遺伝研・新分野創造センターから同研究所の遺伝メカニズム研究系に異動となりました。研究室名を「物理細胞生物学研究室(Physics and Cell Biology Laboratory)」と改め、再出発します! ・・・ 10/19/2017 Yuta gave a talk at the annual meeting of Japanese Society for Cell Synthesis Research in Kyoto. 6/13/2017 Yuta gave a talk at the annual meeting of Japanese Society for Cell Biology in Sendai. 5/31/2017 Jun's work on frozen Xenopus eg extract preparation is out in Molecular Biology of the Cell! Congratulations!! 4/5/2017 Our work on nuclear micromechanics is out in Molecular Biology of the Cell! Many thanks to Dr. Kazu Maeshima (NIG) and his lab members for this nice collaboration. 12/4/2017 Yuta gave a microsymposium talk at the annual ASCB meeting in San Fransisco. 7/25/2016 Yuta gave a talk at Osaka University on collective force generation of mitotic motor proteins. 6/15/2016 Megumi Yamaoka joins our lab as a research assistant. Welcome! 1/12/2016 Yuta gave a talk at an international meeting of Japan Q-bio society. 11/7/2015 Yuta gave a public lecture at the annual NIG symposium in Tokyo. 9/29/2015 Jun & Yuta's review on spindle micromechanics is published in Journal of Biophysical Society of Japan. 9/28/2015 Yuta's work on collective force generation of mitotic motor protein kinesin-5 is published in Developmental Cell. 8/15/2015 A Japanese textbook "Mechanobiology" is published. Yuta contributes to a section of the book. 4/15/2015 Yuta wins the Young Scientists' Prize from MEXT! 3/11/2015 Yuta gave a talk at National Institute for Physiological Sciences. 3/4/2015 Yuta gave a talk at Wako campus of RIKEN. 10/1/2014 Our first generation of Xenopus frogs has arrived through a long journey from Chiba prefecture. Welcome to the lab! 9/16/2014 A paper on in vitro reconstitution of the augmin complex is published in Nature Cell Biology. Yuta is one of the co-authors. 7/1/2014 Lab helper Mayumi Aono joins our lab. Welcome! 7/1/2014 Postdoctoral fellow Jun Takagi joins our lab. Welcome! 7/1/2014 Official start of Shimamoto Lab at National Institute of Genetics. |
|